夏休みの思い出(2)~愛知から大阪へヒッチハイク~ 前編

先日、ヒッチハイクで大阪まで行ってきました!!今日はその時の話をしたいと思います。ヒッチハイクの記録を残しておくこと、また興味を持っている人の何かきっかけになってくれればうれしいです!

 

 

そもそもこの旅は友達に「ヒッチハイクに行こう!」と誘われたのがきっかけでした。

大学生のうちにいろんなことに挑戦したいと思っていた僕にとって魅力的な話だったので、すぐに一緒に行くことを決めました。

正直、本当に車に乗せてもらえるかとか目的地まで辿り着けるのかという不安はありましたが、、、

とりあえず、「大阪でたこ焼きを食べる」ことを目標にしてヒッチハイクに行くことに決めました。

 

 

そして迎えた当日、自転車で刈谷パーキングエリア(愛知)に向かい、そこからヒッチハイクスタート。PAの出口付近でそれぞれ「大阪方面」と書いたノートを持って立っていると、ある1台の車が停まってくれた。

 

 

 

運転手)「こっち東京方面だよ」

 

 

二人)「え。。。(苦笑)」

 

実は刈谷PAに行くまでにも道を間違えて遠回りをしていたのだが、まさかここでも方向音痴を露呈してしまうとは。。。

 

気を取り直して”大阪行き”の出口付近でヒッチハイクを再開した。

20分後、1台の車がわざわざ迂回して戻ってきてくれた。女子大生の2人組だった。何をしているのかを尋ねられ、ヒッチハイクをしているんですと答えると、

「ユーチューバーの方ですか?」と聞かれ(もちろん違う)、「後ろから首絞めたりしないですか?」と聞かれた。

 

ちょっと驚いた。でも向こうからしたら当然のことだとは思う。なぜなら見ず知らずの人間を自分の車に乗せようというのだから。

だからこそ自分たちを信じて乗せてくださった方々に対する感謝の気持ちというのは普段とは全く違うものだなと感じた。

 

彼女たちは伊勢まで行く予定だったのでその途中まで送ってもらうことになった。

 

乗車中は「どこの大学なのー?」とか「何でヒッチハイクしてるのー?」、みたいな話をしていた。

 

途中でハプニングが起きた。サービスエリアに入る予定だったところ、その手前で前の車につられて誤って高速道路を降りてしまった。「やばい!!!」と皆焦っていた。でもここで思いもよらないことが起きた。

 

料金所にいる係員にこのことを伝えると、ただで高速道路に戻させてくれたのだ!皆さんはこのことを知っていたでしょうか?もちろん僕は知りませんでした。(もしかしたらETCではなく一般の方を使っていたからできたことなのかもしれないが。。)

 

自分だったら諦めて無駄に料金を支払っていたと思う。。何でも言ってみるものだなあとこの時思った。その後は順調に進み、無事三重付近のPAに辿り着いた。

 

礼を言って車を降り、少し休憩をはさんでヒッチハイクを続けること30分。名古屋から奈良に帰る途中の親子の車に乗せてもらうことができた。乗せてもらえるだけでも有難かったのに、「クーラーの効き大丈夫?暑くてごめんね」と僕らのことを気遣ってくれた。優しい方たちだった。

 

奈良にある道の駅で降ろしてもらい、昼食(=ソフトクリーム)を食べてヒッチハイク再開。しかし道路が複雑な構造だったため、車を捕まえるのが難しそうだなと友達と話していたところ、なんと5分で停まってもらえることができた( ;∀;)

 

なんと乗せてくれたのは昨年定年退職を迎えたばかりの元校長先生とその奥さん。すごい人に乗せてもらうことができたと思う。乗車中に奈良の案内までしていただいた。高校で世界史をとっていて日本史の知識ほぼ0の僕は奈良の歴史に関して難しい話もあったけど、小学校の修学旅行で行ったことのある場所を見つけたときは懐かしい気持ちになったりした。また、ためになる「校長先生の話」も聞くことができた。

 

「願い事っていうのは声に出してするものなんだ。神社で願い事をするとき皆心で念じているようだけれど、それじゃあ神様には伝わらないんだ。自分の住所を言って居場所を知ってもらってから、声に出してお願いするといいよ」

 

奥さん)「こう言うけど、この人がお願いするとき本当に声が大きくてうるさいんですよ(笑)」

 

でも興味深い話だなと思う。友達が「言霊って言いますもんね」と言って納得しているのを見て自分も納得した。自分は願い事をするときは心で念じるものだと思っていたからそんな考えは全く持っていなかった。こういう新しい考えに触れることができたとき、ヒッチハイクやってよかったなあと思う。

 

「仕事はね、工夫するから面白いんだよ。じゃないと面白くない」とも言っていた。深い、とは思うが完全には理解できていないと思う。。そのうちこの言葉の本当の意味がわかる日がくるのだろうか。

 

その後、昼食のことを聞かれ、僕たちがろくに食べていないことを知ると、飢え死にするなよ~という感じで赤福をいただいた。見ず知らずの僕たちにめちゃくちゃ親切にしてくれて感謝してもしきれない。朱雀門というところまで乗せてもらい、そこから次の車を探すことになった。

f:id:gouuyuuuu:20180826005749j:plain

                                ※写真=朱雀門

だが、ここから大阪までが長かった。

一般道路降ろししてもらったということもあって車を捕まえられるポイントが無かった。次の車は何とか交差点で停まっていた車を捕まえた。(時間を忘れるほど夢中になっていたためどれくらいかかったかは忘れました!)

 

一般道では止まった車にアピールするのが効果的!!

 

乗せていただいたお母さんは駅まで向かうとのことだったので駅まで乗せていただいた。

 

その後、駅では全然捕まりそうになかったので移動を繰り返した。それでも効果なし、、、日も暮れてきた、、、

 

友達と相談し、このままでは大阪に着くのは難しそうだったので妥協して電車に乗ることにした。

大阪に着き、道頓堀で「日本一」と書いてあったたこ焼きを食べた。一応目標達成☆

f:id:gouuyuuuu:20180826013304j:plain

※写真=「日本一」のたこ焼き

 

ここまで使った金額は電車代とたこ焼き代の約1000円

 

 

だいぶ長くなってしまったので続きの帰り道編は後半に書きます!